ではどんなときにどのような年金が必要になるのでしょうか。
よく「いざというときのために」というキャッチフレーズがありますが、年金が必要になる場合の「いざ」は長期間にわたって所得を得ることができないときです。例えば以下のような場合が考えられます。
- 年をとってしまった場合(老齢)
- 病気や怪我で障害者になってしまった場合(障害)
- 一家の生計を支えていた扶養者が亡くなってしまった場合(死亡)
各年金制度ではこれら3つのアクシデントに対応して老齢年金、障害年金、遺族年金が主な年金給付として用意されています。
年金の種類 | 理由 | 支給内容 |
老齢年金 | 年をとった時 | 老齢基礎年金、老齢厚生年金、退職共済年金(加入している制度による) |
障害年金 | 障害者になってしまった時 | 障害基礎年金、障害厚生年金、障害共済年金(加入している制度による) |
遺族年金 | 一家の家計を支えていた扶養者が死亡してしまった時 | 遺族基礎年金、遺族厚生年金、遺族共済年金(加入している制度による) |
本ページの記述は平成14年(2002年)時点の法律に基いています。現在の法律とは異なる場合があります。