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Q180.7月以降、再就職しますが特に保険制度はな…

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質問180.6月末で退職する予定の者ですが・・・新卒で入社して以来ずっと4年3ヶ月会社の厚生年金に加入していました。7月以降は別の所で働く予定ですが特に保険制度はなく、全部個人管理です。今24歳なのですが、国民年金に加入したとして将来的にどのくらいの金額が支給されるのでしょうか?
25~60歳まで国民年金に加入したら5,586,000円(月額¥13,300)ですよね。そのぶん支給されるのですか?それは月毎の支給ですか?また、途中で死亡した時は金額は返金されないのですか?年金を収めずに自分で管理するのと年金を収めるののメリットとデメリットを教えて下さい。それと、共済ってなんですか?(女性、1976年生まれ)


回答相談者の場合、20歳の誕生月の翌月から今年の6月末まで厚生年金保険に加入なさってますね。よって、今後60歳まで国民年金に加入して保険料を納め続けた場合には、ほぼ満額(平成12年度は年額約80万円)の老齢基礎年金(国民年金)と厚生年金保険に加入していた期間(51ヶ月)分の老齢厚生年金が支給されます。老齢厚生年金の額は、加入期間中のお給料の額で変わってきますので今回は計算できません。各年金は65歳以降、2ヶ月分が偶数月に支給されます。どちらの年金も終身です。
もしも、相談者が、今後国民年金の保険料を滞納し続けた場合には、国民年金からも厚生年金保険からも1円も支給されません。

以上は老齢年金についてですが、障害年金や遺族年金についても同じようなことが言えます。
国民年金加入者が死亡した場合には、遺族基礎年金または死亡一時金などが遺族に支給されます。ただし、加入期間や遺族の範囲の要件などがありますので基礎知識でご確認ください。
国民年金に加入するメリットについては、Q6の<国民年金の特徴>をご参照ください。
なお、公的年金制度における共済年金制度とは、公務員が加入する年金制度のことです。公務員は厚生年金保険には加入せず、共済年金に加入します。
(2000.6.18掲載)

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