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Q213.両親は二人とも昭和15年5月生まれで、今…

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質問213.両親の年金の受け取りについて質問させてください。両親は二人とも昭和15年5月生まれで、今年で60才になりました。
父が9月に定年退職なので、二人で10月から年金をもらうといっているのですが、先月のNHKでこんなニュースを見ました。
60歳から年金を受け取ると、現在は42%減額だがこれを30%に変更する。ただし、来年度実施日以前に61才になった人は現行のまま。
このニュースの時点では実施日は決定していないようですが、もし実施日が来年の4月1日からになると、両親は年金の受給を来年の4月以降まで待ったほうがいいと思うのです。そこでお聞きしたいのですが、この減額%の変更は実際に行われるのでしょうか?また、実施日は決定しているのでしょうか?


回答老齢厚生年金の定額部分や老齢基礎年金を前倒しで減額受給したり、遅らせることで増額受給できるのは昭和16年4月2日生まれの人からです。
相談者のご両親は昭和15年5月生ということですからこの制度は適用されません。

相談者のご両親の場合には、前倒しをしなくても60歳から老齢厚生年金の受給権がありますし、これは減額されることはありません。

ただし、国民年金から支給される老齢基礎年金を60歳からもらうためには前倒しで受給することになりますので、老齢基礎年金が42%減額されることになります。
(2000.7.9掲載)

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