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Q168.20歳の頃から厚生年金に加入している人と…

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質問168.私の父の年金に関する質問です。今年50歳になった父は、昨年7月まで自営業をしていました。都合により自営を辞め、昨年8月より会社勤めを始めました。20歳の頃から厚生年金に加入している人と49歳になって国民年金から厚生年金に移った人ととでは今後65歳になった時にもらえる年金の金額は異なるのでしょうか?お手数ですが、もしよろしければ父が65歳になった時にもらえるだろう年金の金額を教えて下さい。


回答老齢基礎年金の額は、20歳から60歳までのあいだの公的年金(国民、厚生、共済などを合わせたもの)の加入期間の長さによって金額が決定されますが、老齢厚生年金の額は、厚生年金保険に加入していた期間の長さと、その期間の標準報酬月額(お給料の額)の平均額によって金額がかわってきます。
よって、20歳から60歳まで厚生年金保険に加入していた人と、相談者のお父様のように国民年金から厚生年金保険に移動があった人を比較した場合には、後者の方が厚生年金保険の加入期間が大幅に短いため老齢厚生年金の額が少なくなってしまいます。(老齢基礎年金は原則的には同額)

お父様がもらえる基本的な年金は次のように予想されます。

60歳から老齢厚生年金と(加給年金)
65歳から老齢厚生年金と(加給年金)と老齢基礎年金
※お母様が65歳になると加給年金は支給停止になります。

老齢基礎年金:804,200円(平成12年度価額)
老齢厚生年金:平均標準報酬月額×1000分の7.125×厚生年金保険加入月数
加給年金:402,100円(平成12年度価額)

老齢厚生年金の額は平均標準報酬月額と加入月数を当てはめて計算してみてください。
※平均標準報酬月額とは厚生年金保険加入期間中の標準報酬月額(給与月額)を平均したものです。
(2000.6.13掲載)

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