20.私は現在45歳で、厚生年金保険に5年間、共済組合に20年間加入してます。65歳になったときには年金はいくら支給されるのでしょうか。
(男性、既婚、公務員)
相談者の年金加入状況は、厚生年金保険に5年間（60ヶ月間）、共済組合に20年間（240ヶ月）ということですから、すでに年金の受給資格期間を満たしていると思われます。よって相談者が65歳になると、老齢厚生年金と退職共済年金、そして老齢基礎年金が支給されます。
しかし、老齢厚生年金と退職共済年金は平均標準報酬月額がわからないと計算ができません。申し訳ありません。
老齢厚生年金については、計算式が基礎知識コーナーの老齢厚生年金にありますので参考にしてください。厚生年金保険に加入していた60ヶ月を計算の基礎にすれば良いでしょう。65歳未満の配偶者がいる場合には加給年金額が加算されます。
退職共済年金については、共済加入期間の240ヶ月について老齢厚生年金と全く同じ計算式を使って計算します。さらに、平均標準報酬月額の1000分の1.5に相当する金額に組合委員期間の月数を乗じて得た額を加算します。
60ヶ月、240ヶ月は現在の加入実績ですから、今後もっと加入月数が増えれば年金額は増えることになります。
老齢基礎年金については、今現在の保険料納付済期間が300ヶ月（60ヶ月+240ヶ月）です。
（2000.2.25掲載）
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