55.国家公務員に昭和46年に採用され、現在退職を考えております。採用時俸給は20万程度、順調に昇級し現在の標準報酬月額は60万程度です。61歳から支給される年金額がどれくらいになるのかおおまかに知りたいので教えていただけませんでしょうか。(女性、1943年生まれ)
昭和46年採用で現在に至っているということなので共済組合員期間が29年になると思うのですが…。相談者の申し出では26年になっていましたので両方で計算してみました。
年金額は平成12年度予定の給付乗率(昭和18年1月~3月生まれの場合の乗率)とし、物価スライド率は1.0、平均標準報酬月額は現時点での男性の厚生年金加入者の平均額(約34万円)として計算しました。
定額部分: 641,300円 (574,900円)
厚生年金保険相当部分: 892,500円 (800,200円)
職域年金相当部分: 155,100円 (139,100円)
合計: 1,688,900円 (1,514,200円)
※括弧内は組合員期間が26年の場合
おおよそ以上の年金額が60歳から支給されます。(昭和21年4月1日以前生まれの女性の特別支給の老齢厚生年金は60歳から支給されるのです。)
実際に支給される年金額はこの試算結果と異なると思いますので、正確な金額は年金の支給開始年齢が近づいてから社会保険事務所にお問い合わせください。
(2000.3.13掲載)
回答の内容は掲載された日付時点において有効な内容です。回答日より時間を経たのもは法律の改正などにより、事実と異なる場合があります。