32.大学をこの春に卒業します。20歳を過ぎてからは、実家の親がその年金を肩代わりしていました。住民票が実家のままなので。でも、この春に卒業で、春からは社会人となります。サラリーマンとなるのですが、その準備として3月に住民票をうつそうと思います。そこで、国民年金の月々の料金、支払方法、実家と今の住居の住民票が重なる3月の扱い、これらはどうなるのでしょうか?(男性、学生、1977年生まれ)
ご就職おめでとうございます。
国民年金の保険料は、住所地の市町村役場で納めることになります。相談者のように転居をされる場合には、現住所の市町村役場に「転出届」を出される前なら現住所地で、その後なら転居先の市町村役場に「転入届」を提出してから転居先で保険料を納めることになります。転出転入の届け出と保険料の納付を同じ日に行うこともできます。
時期的に考えて、相談者は現住所地の市町村役場から送付された3月分の「納付案内書」をお持ちだと思いますので転出の手続きの際に、保険料も納めるのが良いのではないでしょうか。
また、転居先の市町村役場へ転入の手続きの際には、国民年金の手続きも同時に行ってください。
<持って行くもの>
年金手帳
基礎年金番号通知書
印鑑
以前の住所地での国民年金保険料の領収書(納付案内書)
4月からはサラリーマンとのことですから厚生年金保険に加入されるのでしょうか。4月以降の保険料はちゃんとお給料から引かれて、会社が納めてくれますよ。
(2000.2.29掲載)
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