245.厚生年金に約33年今年退職して、現在求職中の53歳の障害年金を1年前から受け取っている男性です。退職後は3号にしています。退職時の月収は40万でした。来年から職につき、その収入は約20万として以下のことについてお尋ねします。
(1)将来受け取る年金は、いくらぐらいでしょうか?
(2)何歳から年金受給が開始されますか
(3)現在受給している障害年金との関わりは、どうなりますか
(4)試算年金の算出計算式を、教えてください。
(男性、1946年生まれ)
相談者が60歳になると報酬比例部分の老齢厚生年金の受給権が発生します。このとき相談者の障害年金(障害厚生年金+障害基礎年金)が支給されている場合には、老齢厚生年金か障害年金かどちらか一方を選択して受給することになります。
どちらを選択するかは、相談者が自由に選ぶことができますから、社会保険事務所でちゃんとそれぞれの年金額を試算してもっらてから自分に有利な方を選んでください。
次に相談者が63歳になると老齢厚生年金に定額部分が加算されることになります。これにより、老齢厚生年金の額は増えますから、障害年金と再度比較する必要があるでしょう。
65歳になって老齢基礎年金の支給が始まる場合にも念のため比較検討してみてください。
年金額の試算は、正確なデータがそろわないと難しいのでこの相談コーナでは行っておりません。ごめんなさい。
年金の計算式は当ホームページの基礎知識コーナーを参考にしていただくか、日経マネーDIGITAL「年金ガッチリ講座」の受け取り額シュミレーション等を参考にしていただければと思います。(2000..掲載)
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