38.18歳から19歳までの1年間厚生年金に加入していましたがその後、アルバイト生活をしていた為国民年金に加入はしていません。今回、派遣会社の社会保険に加入する事になったのですが、年金手帳はあるのですが基礎年金番号がわかりません。このような状況で厚生年金に加入する事はできますか?(女性、未婚、1972年生まれ)
相談者の場合には、年金手帳とは別に、基礎年金番号導入時に「基礎年金番号通知書」が送付されているはずなのですが、どうしても見つからないときは市町村役場の年金窓口で再交付の手続きをしてください。
また、基礎年金番号がわからなくても厚生年金保険に加入することはできます。
就職時に、会社から年金手帳を提出するようにいわれると思いますので、「基礎年金通知書」を紛失していることをお話しして今お持ちの年金手帳を提出してください。
基礎年金番号がわからないと言う話を良く聞きますので、この場をかりて基礎年金番号の付され方につてちょっとお話ししたいと思います。
(1)平成9年1月以後に初めて公的年金に加入した人の場合・・・基礎年金番号の記載された水色の年金手帳が交付されます。
(2)基礎年金番号導入時(平成9年1月)に、国民年金や厚生年金保険の被保険者であった場合・・・現に加入している国民年金または厚生年金保険の年金手帳(被保険者証)の記号・番号を基礎年金番号とし、「基礎年金番号通知書」が送付されています。なお、国民年金の加入者はご自宅に、厚生年金保険の加入者は勤務先に送付されました。
(3)基礎年金番号導入時に(平成9年1月)、国民年金や厚生年金保険の被保険者ではないが過去に被保険者であった人の場合・・・基礎年金導入時の直近に加入していた年金制度の年金手帳の記号・番号をその人の基礎年金番号とし、「基礎年金番号通知書」が送付されています。
(4)共済組合等の組合員・加入員である人またはあった人の場合・・・共済組合等によって7桁から12桁で付されていた組合員番号を、改めて新しい基礎面勤番号を付して「基礎年金番号通知書」が送付されています。
(2000.3.4掲載)
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